東京都の車検

私は、数年前、地方の工場で働いていました。ある日、工場のエアコンが壊れ、真夏に窓を開けて作業していたのですが、暑さに耐えられなくなり、工場長に相談したところ、「故障を修理するには、大家さんの許可が必要だ」と言われました。

田舎の工場ですが、大家さんは都心の大きな不動産で、会社にその物件を貸している状態でした。エアコンの修理は、その方の許可が必要で、電気店への連絡も遅くなりました。作業員は、事後報告ではだめなのか、議論になりましたが、会社側は、断固として認めませんでした。

そのことがあって、私は、不動産・賃貸などの問題は、難しい問題なのだと知りました。

それから、大家さんの側から、工場へ様子を見に来るようになり、天井や屋根の修理、電気配線や灯油タンクの工事など、頻繁に業者が入るようになりました。作業員は、景気や業績について、素人なので、景気がいいから設備投資している物だと思っていました。

ある日、社長が交代され、大家さんがその役員になり、従業員はびっくりしました。大家さんは、このことを知っていて、数年前から、設備投資していたのではないか?とみんなが思いました。

会社の経営に、大家さんが就いたことで、疑問を持った方も多かったのですが、不動産で、会社の経営についても助言することになったので、景気の悪い時に、ガラスを割ったりすると、かなりひどく叱られることもありました。

また、下水道工事などは、地方では工事費が土地の面積に対するものになるので、都市部との違いに、かなり困惑していたようです。

大家さんは、この会社の商品について、全く口を出さなかったのですが、部品の発注の仕方は、まとめ買いを徹底させ、置き場所がない場合は他の倉庫を使うように勧めました。ここの倉庫は、同じ不動産のもので、結局ただではありませんでした。

工場や倉庫の賃貸は、私では分からないような知識が多く、全く理解できませんでした。